昨年の台風被害で大塔地区など2,3箇所で片側交互通行がありますが湯泉地温泉から十津川温泉までの区間はトンネルの完成で快適な走行が出来る箇所もあります。

二津野ダム湖畔の斜面に立てられた建物は国道沿いの
入口から二階分程の階段を下りたところにあります。


施設内には奈良県内の温泉では珍しい2箇所の飲泉場と湖畔を
眺めながらゆったり出来る足湯があり、無料で利用できます。



浴室は、大人が5,6人入れる程度の内風呂がひとつと洗い場は4人分とシンプルな作り。窓が大きく開放的な雰囲気です。
お湯は2つの源泉からのミックスの重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉)で70度ほどあるのですが源泉からの配管を通る間と浴室で足される水で適温。2004年の「源泉賭け流し宣言」通りの掛け流し湯です。

浴室50点
空いていれば問題は無いのですが、洗い場も少なく
露天スペースも無いのでゆっくりとは涼めません。
大きな窓で開放感のある浴室。ダム湖を望む眺望は風情があって
空いていれば掛け流し湯で長閑な時間を過ごせます。
泉質70点
ナトリウム炭酸水素塩泉・塩化物泉(低張性・中性・高温泉)
十津川温泉2号泉と十津川温泉7号泉のミックスで泉温51.3℃
pH値6.8無色透明の柔らかい肌触りで極僅かですが硫黄の香り。
奈良県の温泉では珍しい飲泉場がお勧め。
十津川温泉 庵の湯(十津川村観光協会HP) 入湯料400円
奈良県吉野郡十津川村平谷865(地図) P有
※十津川村営駐車場1時間無料※最初の30分無料で計90分
tel:0746-64-1100 火曜休 10:00~21:00

浴室は銀嶺の湯とサウナルームがある金明の湯の2箇所。昼間の日帰り利用は隔日の入れ替え制、宿泊すると夜21:00~15分に入れ替えタイムがあり一晩で二つの浴室が楽しめます。


銀嶺の湯は内湯と露天風呂のシンプルな作り。内湯の浴槽は6人位ならゆったり入れそうな広さです。

露天風呂はダム湖沿いの半露天。屋根付ですが対岸に広がる山並みが望め開放感がある眺めです。

泉質は2つあり、銀嶺の湯はナトリウム・カルシウム炭酸水素塩泉、金明の湯はナトリウム炭酸水素塩泉。低張性・中性の加温・循環式で銀イオン殺菌式で塩素臭さはありません。

浴室60点
シンプルな浴室ですが、露天風呂の開放感が良い。日帰りの場合は11時から15時と時間が限られているので利用者が比較的少なく空いていることが多くのんびりできます。
泉質50点
低張性なので温泉成分が肌に染み込むと言うことは無く中性の加温式なので。温泉の周りの自然環境がよいので転地効果はあります。
ホテル杉の湯(HP)
入湯料700円 日帰り利用 11:00~15:00
奈良県吉野郡川上村迫695 (地図) P有
TEL 0746-52-0006
内湯は、こじんまりとして10人くらいが入れる浴槽と小さな気泡湯。屋外に2人が入れる小さなサウナ(※内湯は泡風呂とドライサウナを併設する「上忍の湯」と、打たせ湯とミストサウナを併設する「くのいちの湯」があり入れ替え制。水風呂が無くシャワーも冷水が出ないため、サウナから出た後は、ひたすら風に当たって涼みます。

浴室は2箇所にあり、内湯とサウナのある館内と屋外の露天風呂。
行き来するには、一旦、着衣するという手間のかかる作りです。



一旦、着衣して屋外の階段を上ったところにある露天風呂。こちらもこじんまりとして3人ほどが入れる貸切風呂サイズの湯船です。


泉質は低張性アルカリ性低温泉でpH10.4。泉温28℃で循環式。
無色透明のアルカリ単純温泉で少しぬるっとした肌触り。

サウナは後から付け足した様で水風呂がないのは暑い季節は厳しいかも。混んだ時には浴室が手狭。浴室の行き来も面倒です。
露天風呂の眺望は内風呂から山が見え紅葉の時季は良さそう。
泉質60点
以前はラドン温泉のはずだったのですが、新しく源泉を掘削されたのか弱アルカリ性でいわゆる美肌の湯。しかし循環式なので。
赤目温泉隠れの湯 対泉閣(HP)
三重県名張市赤目町長坂682 (地図) P有
TEL:0595-63-3355
入湯料1,050円 26日風呂の日は半額
平日10:30~19:00、休前日・休日10:30~16:00
奈良市内から加茂町を経由して国道163号線に入り伊賀上野方面へ。JR月ヶ瀬口の駅をすぎてから「やぶっちゃの湯」の看板に従って今は伊賀市に併合された旧島ヶ原村に入り暫らく走って真っ赤な橋を渡ると「島ヶ原温泉・やぶっちゃ」に到着。1時間弱の道のりです。
以前はゆうゆう鯛ヶ瀬というキャンプ場、パターゴルフ場、テニスコート等のあるアウトドア施設だったのですが2005年に日帰り温泉施設が出来て温泉メインの施設になりました。
温泉の屋内浴室は、3人位が入れる源泉掛け流しの湯船があり、その他は循環式の内湯と泡風呂。
露天風呂は一定時間ごとに源泉が注がれます。上右は寝湯
6人位が入れるサウナと水風呂。風呂上りには地ビールも有♪
館内には飲泉の蛇口があり、
コップ等を持参すれば温泉を
飲むことが出来ます。
効能は慢性消化器病・糖尿病・
痛風・肝臓病等
泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(等張性・中性・温泉)で泉温35.7℃ 加温されています。
泉質85点・・飲泉可能なのは珍しくポイントアップです。
浴室75点・・広くは無いので開放感はあまり有りませんが、掛け流しの浴槽があります。
島ヶ原温泉・やぶっちゃの湯 入浴料 800円
三重県伊賀市島ヶ原13680(地図) P有
TEL0595-59-3939
火曜休(祝日のときは翌日) 10:00~21:00
榊原温泉は別名を「ななくりの湯」と言い、枕草子で「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と三名泉として歌われた古湯で江戸時代には伊勢参りの前に沐浴してから参拝するのがしきたりになっていたそうです。
日帰り温泉施設スパハウス七栗は、国道165号線から県道にある案内看板に従って、この施設を経営する旅館白雲荘に向かい、その建物の裏側にあります。
昨年館内をリニューアルしたそうで、ロビーや休憩室は綺麗です。


ロビーとは異なり、脱衣所や浴槽は、リニューアルされていなくて全体的に鄙びた雰囲気のある浴室です。


内湯は窓が大きく洗い場も広いので開放感が有り、30人位は入れる主浴槽が一つ。

他には9人位が入れるドライサウナと水風呂とシンプルな構成。
ミストサウナ室もあるのですが、稼動していませんでした。

露天風呂は、打たせ湯が2つあり、こちらも広く開放感があるのですが、写真には写っていませんが温泉を溜めるタンクがあり景色は良くありません。
ただ、近くに日帰り温泉施設が2つ(猪の倉温泉、ふれあいの里湯の瀬)、日帰り利用できる温泉旅館もあることから、寂しくなる位、とても空いていて穴場でした。

リニューアル時に、以前は1000円以上した利用料金が600円に改定され、10時から12時までに入館するとお得な食事付パック料金も設定されています。
穴場なので、のんびり過ごしたい人にはおすすめ。温水プールや岩盤浴もあります。
浴室65点
主浴槽とサウナ・水風呂とシンプルですが、広々として開放感が有るのは良いですね。露天風呂も開放感があって良いのですが景色がもう少し良ければ。
泉質55点
泉質は無色透明、成分総量0.58g/kg、pH9.5の低張性アルカリ性単純泉。沸出量58㍑/分、泉温24.2℃で加温・循環式。名湯の湯なのですが、余りお湯も足されていなかったので。
スパハウス七栗(HP) 入湯料600円 温水プール500円
三重県津市榊原町14443(地図) P有
TEL:059‐252-1771
木・金曜休(6月から) 10:00~20:00